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ハンガリーをもっと知ろう♪

ハンガリー地図

■ハンガリー人ってどんな人?


ハンガリー人は一言で表せないほど多種多様です。896年にアジアからカルパチア盆地へやって来た異教の部族は、この地を征服し大小さまざまな民族を同化しました。
その後は周辺諸国のみならず遠方の国からも文化や慣習と共に修道士や教師、芸術家や開拓者たちを呼び集め、ハンガリー民族の勢力を拡大しました。
外国人の目から見たハンガリー人は、独創性を持ち、才能があり、陽気な反面ロマンチストでとりわけ温かい心を持つ民族です。

ドナウ川聖イシュトバーン大聖堂町並み民族衣装

■国のあらまし


 面積 93,030 平方km
 人口 10,200,000 人
 首都 ブタペスト
 言語 マジャル語
 平均気温 1 月:+4C、 6月:21.5C
 (年間日照時間2038時間)
 電源 220 ボルト、60ヘルツ
 通貨 フォリント
 電話 ハンガリーの国番号:36
 ブタペストの市外局番:1
 救急:104
 警察:107
 消防署:105
貴腐ワイン 赤ワイン 白ワイン スパークリングワイン

ハンガリーの紹介

■民族衣装


民族衣装 民族衣装
ハンガリーの民族衣装は、カラフルで美しい刺繍が入っているのが特徴的です。このような民族衣装は主に伝統的な祝日で着られます。イースター(復活祭)、ペンテコステ(聖霊降臨祭)、クリスマスなどキリスト教に関するものです。

■マーチャーシュ教会と漁夫の砦


マーチャーシュ教会
(写真:ハンガリー政府観光局提供)
マーチャーシュ教会
(写真:ハンガリー政府観光局提供)
マーチャーシュ教会
(写真:ハンガリー政府観光局提供)
マーチャーシュ教会の向かいに立つ白が眩しい建物「漁夫の砦」。 対岸の国会議事堂がもっとも美しく眺められます。

■聖イシュトヴァーン大聖堂


聖イシュトヴァーン大聖堂
(写真:ハンガリー政府観光局提供)
初代国王で聖徒だったイシュトヴァーンはキリスト教の布教に熱心だった。大聖堂は19世紀半ばに着工され、20世紀初頭に完成した。祭壇の裏手には聖イシュトヴァーンの右手首のミイラが奉られています。


聖イシュトヴァーン大聖堂
(写真:ハンガリー政府観光局提供)
聖イシュトヴァーン大聖堂
(写真:ハンガリー政府観光局提供)

聖イシュトヴァーン大聖堂
(写真:ハンガリー政府観光局提供)
聖イシュトヴァーン大聖堂
(写真:ハンガリー政府観光局提供)

■国会議事堂


国会議事堂
(写真:ハンガリー政府観光局提供)
ドナウ川の左岸ペスト地区に建つ、ネオ・クラシック様式の建物。設計したのはシュティンドル・イレム氏。中央の卵型円蓋はルネサンス風。頭部にゴシック風の突き出た塔があります。

国会議事堂国会議事堂国会議事堂
(写真:ハンガリー政府観光局提供)

■ハンガリー建国1000年を記念して作られた英雄広場


英雄広場英雄広場英雄広場

ハンガリーの英雄14人の銅像が並んでいる。中央には大天使ガブリエルが、その下のポール下には大きな7人の騎馬隊が立ち並んでいます。くさり橋から徒歩30分。
(写真:ハンガリー政府観光局提供)

■セーチェーニ温泉


セーチェーニ温泉セーチェーニ温泉
(写真:ハンガリー政府観光局提供)

温泉は日本だけのものと思ったら大勘違いです。ハンガリーは世界有数の温泉王国です。ミネラルをたっぷり含んだ鉱泉が全国で135カ所あり、個性的な温泉が並んでいます。
温泉の起源は約2000年前。古代ローマ人がローマ式の公衆浴場の建設を進めたことにさかのぼる。16世紀から17世紀にかけて、この地を支配したオスマントルコ帝国のトルコ人がさらに発展させたと言われています。
ブダペストには現在、大小合わせ100カ所以上の温泉があり、健康や医療のほか、社交の場として、市民や観光客でにぎわっています。
ゲッレールトの丘のふもとにある「ゲレルトホテル」は、ブダペストを代表する温泉ホテルです。今世紀に初めに建てられたアールヌーボ様式の風格ある建物で、室内には重圧な雰囲気が漂っています。入浴はハンガリー方式で、脱衣所で渡されるエプロンを付けて湯船につかります。お湯はぬるめで、40度と37度の2カ所。サウナやマッサージなども完備しています。

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グルメ&ワイン


ワイン

ハンガリーは世界でも指折りのワイン生産国です。
その名声の多くを担ってきたのが、トカイ地方のアスーワインです。
これはワインの新酒に貴腐ブドウを加える製法で、フランスのソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼと並ぶ世界三大貴腐ワインと数えられています。
黄金色に輝き、絶妙な芳香と深い甘みが特徴のアスーワインは、ハプスブルグ家の女帝マリア・テレジアを唸らせたことでも知られ、またルイ14世が『王のワイン、ワインの王』と称えたともいわれています。

■ハンガリーワインを選ぶポイント

ワインを選ぶポイントは、トカイ、エゲル、ショプロン、セクサールド、バラトン周辺ビルラーニなど伝統あるワイン産地の名前です。
これらのワイン産地のほとんどが丘の斜面にあります。もし、砂地で作られるホワイトワインがお好みならば、東部平原で作られたホワイトワインをおすすめします。
いつも高価なワインばかり飲んでいる人は、ハンガリーワインと初めて出会った時そのあまりの安さにおそらく驚くことでしょう。スルケバラート、ビカベール、サモロドニ、レアーニカ、ケークフランコシュのような最も有名な銘柄のワインでさえかなり安く手に入れることができます。
一番高価なものでさえ1リットルあたり200〜300フォリント(約200〜300円、’93.9月現在)以上はしません。


ハンガリー料理


初めてハンガリー料理を味わった人は、ハンガリー料理はスパイスをたっぷり使い、その上しつこいという思い込みを持ち、その結果、出された料理が辛すぎたり、脂っこすぎないかと確かめずにはいられなくなるようです。

これも困ったことですが、もっと問題なのは、疑うことを知らない人が、料理を一目見た時に、その料理がいつも食べている刺激の少ない料理と同じだと思ってしまうことです。

日本ではまだ人々に浸透するまでには至ってないが、パプリカを使ったハンガリアンスープ「グヤーシュ」は、ロシアのボルシチやイタリアのミネストローネのように、野菜をふんだんに使った具だくさんの親しみやすいへルシースープです。

海に面していないハンガリーでは海魚は望めないものの、ドナウ川やバラトン湖(東京23区がすっぽり入る欧州最大の湖)でとれるコイや赤マス、ヨーロッパで有数の生産高を誇る世界珍味の一つフォアグラなど、さまざまな食材の持ち味を生かして作られる料理が特徴です。
グヤーシュ
(写真:ハンガリー政府観光局提供)
ハンガリーはまた、かつてフランス料理界の巨匠エスコフィエと天下を二分した天才料理人カロリー・グンデルが存在したほどの、グルメ王国でもあります。



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フォトギャラリー

■ブダペスト 夜景 

ブダペスト 夜景 ブダペスト 夜景

ブダペスト 夜景 ブダペスト 夜景
(写真:ハンガリー政府観光局提供)

■センテンドレ

センテンドレセンテンドレセンテンドレ

センテンドレセンテンドレ

(写真:ハンガリー政府観光局提供)
センテンドレ

■ヴィシェグラード

ヴィシェグラードヴィシェグラード
(写真:ハンガリー政府観光局提供)

■さまざまなハンガリー

くさり橋と議事堂
くさり橋と議事堂
(写真:ハンガリー政府観光局提供)
王宮
王宮
オペラ座
オペラ座

ドナウの夜景王宮とくさり橋、国会議事堂
ドナウの夜景王宮とくさり橋、国会議事堂
(写真:ハンガリー政府観光局提供)
貴腐ワイン 赤ワイン 白ワイン スパークリングワイン

ワインのマメ知識


■トカイワイン

王のワイン ワインの王 ハンガリー トカイ・ワインハンガリー国旗
素晴らしい食事のしめくくりには、素敵なデザートで余韻を楽しみます。
トロリとした琥珀色のワインは、それだけでも充分デザートになりますが、
しゃれた一皿を添えておいしさを心ゆくまで堪能してください。

トカイ・ワインは優れたハンガリーの“外交官”
ハンガリー北東部のトカイ地方で栽培される葡萄からつくられている琥珀色の
とっておきのスイーツは、昔からハンガリーのもっとも優れた外交官と称され、
ロシアのピョートル大帝や、フランスのルイ14世、ルイ15世、

スウェーデンのカール12世、プロシアのフレデリク1世など世界各国のトップに献上されハンガリー外交を円滑にする一助となってきました。なかでもフランスの王・ルイ14世・ルイ15世はこのワインを、たいへん気に入り、ルイ14世は「ワインの王にして、王のワインである」と絶賛されています。
またルイ15世は愛妾(あいしょう)のポンパドール夫人にもこのワインを薦めたというエピソードが残っています。

貴腐ワインはハンガリーで偶然生まれた

実は貴腐ワインは偶然の産物でした。1650年頃、ハンガリーのトカイ地方で、オスマン帝国による侵略の影響でブドウの収穫が例年よりも遅れてしまい、その粒の一部は干し葡萄のように縮んでカビが生えてしまいました。
しかし、この葡萄がもったいないと思ったのか、この葡萄でワインを造ったところ、それまでに飲んだことのないような甘く、風味豊かなワインが出来上がったのです。
ちなみに、「貴腐」とは、腐敗したように見える外見からは想像できないような芳香と風味を持ったワインが醸造されることからつけられた名前で、フランス語でプリテュールノブル 、ドイツ語ではエーデルフォイレと言い、いずれも「高貴なる腐敗」という意味で、日本語での「貴腐」もその意味の直訳です。


貴腐ワインを造るのにはとても手間ひまがかかる

貴腐ワインをつくり出す葡萄は、貴腐菌が付着し葡萄の果皮のロウ質を溶かすことによって水分を蒸発させるのと同時に、酸味を減らし糖分が充分に濃縮される貴腐化が起こります。しかし、貴腐化は全ての葡萄で同時には起こらないので、貴腐化した葡萄だけを一粒ずつ摘み取ります。そのため、収穫には長時間を要します。
この貴腐葡萄のエキスを普通の葡萄からつくった1年物のスティルワインに加えて発酵させたものが超甘口のトカイ・アスーです。トカイ・アスーにはスティルワインに加える貴腐葡萄の量の単位「プットニョシュ」が3〜6まであり、数が増えるほど貴腐葡萄の量は増え、甘味が増していく。またスティルワインを一切加えず、貴腐葡萄のみでつくられたものが、最高級で最高糖度のトカイ・エッセンシアです。

ハンガリーワイン


<豆知識1:スイーツ好きの究極の組み合わせ>

香ばしさがおいしいナッツを使ったお菓子・チーズのコクとクリーミーな甘さが魅力のティラミス・酸味と甘みのある林檎を使ったお菓子・バターたっぷりのパウンドケーキ・卵の多いしっとりとしたお菓子などにこのワインを合わせてみてください。ワインとは思えないほどの甘みと、香ばしさがトカイ・ワインの特長です。トカイ・ワインはそれだけでも充分デザートになりますが、食後の一皿を添えてこのおいしさを心ゆくまで堪能してください。
【参考】「ワインの知識と相性のよい料理」著:塩田ノア ワイン監修:小谷幹 グラフ社


<豆知識2:意外な組み合わせ>

よくカレーにはワインは合わないのではないかといわれますけど、そんな事はありません。カレーの中にはちみつやすりおろしたリンゴを入れる事が多いのはご存知ですね。あれは、辛味を甘さでまろやかに包んでいるわけです。ワインを合わせるのもそんなところから考えてみるといいと思います。つまり、はちみつや甘いリンゴに近いワインを合わせてみるのです。お薦めしたいのはハンガリーの白ワイントカイ・アスー・5・プットニョシュです。
【参考】「田崎真也の今日はこのワイン(ワインと料理のすてきな関係)」 
     著:田崎真也 絵:三好貴子 駿台曜曜社


<トカイワインの逸話> 

マリア・テレジア女王(マリー・アントワネットの母)が、黄金色に輝く貴腐ワインに金が含まれているのではないかと思いウィーン大学で分析させたとの逸話も残っています。

■ヴィラーニ・カベルネソーヴィニオン

古代ローマの遺跡から発掘された品質保証

ハンガリーの赤ワインといえば、日本ではエゲル地方が有名ですが、近頃のハンガリーではエゲルよりもおいしいと評判なのが、ハンガリー最南端の産地ヴィラーニです。
この地方は気候が温暖で日照時間が長いため、ぶどう栽培に理想的な場所で、地中海的な味の高品質のワインの産地として近年注目されてきています。
しかし、ヴィラーニのワインはかなり古くから、歴史に登場するのです。
古代ローマ帝国の時代、今のヴィラーニはカンポーナと呼ばれていました。カンポーナは最も大きなローマ軍の駐屯地のひとつでした。
ここに駐留するローマの軍人が、この地域のワインを大変好んでいたことを告げる証拠が、この地方に残っているローマ軍のキャンプの遺跡から見出されたのです。
このような歴史を持ち、近年注目の隠れた名品を見つけるのがワインの醍醐味です。


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